手製本の美篶堂

手製本。
あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、文字通り、手作業で本を製本するのです。
 
初めて聞いたときには、「どうして、手作業で製本するの?」と不思議に思いましたが
工場にお邪魔して、これまで製本した書籍の見本を拝見して理由がわかりました。
 
どれも、機械では作れない凝った作りのものばかり。
デザインや美術関連の見たことのあるもの、中には自宅に所有しているものも。
 
しかも、手で作っているとは思えない完成度。
そんな技術で、美篶堂の雑貨はできているのです。
 

長野県伊那市にある工場「こうじょう」というより「こうば」。
勝手な印象ですが・・・。
 

ノートの背固め工程。
 

こんなところも手作業。
 

何でも手作業ということじゃなく、使えるところは機械も使います。
かなり年季が入った機械ですが。
 

カードスタンドになる豆本は、もちろん機械では作れません。
 

新色のブロックメモ。
 

ブロックメモは、こんな状態から切り出されます。
 
会場では、是非、手に取ってご覧ください。
よく見ないとわからない?くらいマニアックなので。
 
やまさき