須浪亨商店
今年、初参加のご紹介です。
倉敷の須浪亨商店の須浪隆貴さん。
まだ、20代前半。若いです。
倉敷市茶屋町はい草の産地。
須浪亨商店は花ござという、柄のついたござを主に作っており、
<いかご>はおばあちゃんの内職でした。
大きな機を使う<いかご>。おばあちゃんもそろそろ引退したい、と
いうタイミングで、隆貴さんが受け継ぎました。
以下、隆貴さんのブログより
私たちの活動している倉敷市茶屋町は古くからいぐさの生産地として知られていました。
残念ながら現在ではいぐさの生産はごくごくわずかとなってしまいましたが、、、
それでも国産のいぐさにこだわりを持って日々、制作に励んでいます。
須浪亨商店で作っているいぐさのかご「いかご」ですが
これは元々、戦後昭和20年代〜40年代にかけて、この地域を中心にどこの家庭でも買い物かごとして使われていたものです。
当時は世相を反映して、闇市に行くかご「ヤミカゴ」なんで呼ばれていたそうですよ。笑
こんな機で作っています。
い草の香りが気持ち良いです。
松屋のファンの方でしたら、15年ぐらい前、クラフトマンハウスやシーズンスタジオで
ご覧になったり、お買い求めくださった方もいると思います。
代替わりして、強度に重きを置き、持ちを良くした分、値段は上がりましたが
とても良い品です。
会期中、実演をしております。
ぜひ、会場にお立ち寄りください。(ひ)