線で綴る 手仕事の旅 岩手盛岡 編
二戸の滴生舎を訪問した後、前から行ってみたかった盛岡で1泊することにしました。
もちろん、盛岡のバイブル「行ってみたいトコロ盛岡」を持って。
ちなみにこの冊子は、敬愛する神楽坂のステキなお店「jokogumo」が発行・販売しています。
夕方に盛岡に着き、最初に驚いたのが書体。
駅の書体がゴシックじゃない・・・!
だからどうしたの?と言われるかもしれませんが、そうないことなんですよ。
ホテルに荷物を預け、漆作家の田代淳さんにアテンドしてもらい、ひめくり、六月の鹿、
Holzとめぐり・・・
その後、Holzさん、raumさん、田代さんと、食事に。
ちなみに、Holzさん、raumさんは家具やインテリア小物などのショップ&ギャラリー
なのですが、オリジナルも作っていて今年の直売所に出展予定です。
東北なので、ホヤと滴生舎のぐい飲みで乾杯。
翌朝は小森で朝粥を食べて、
いよいよ「光原社」へ。
民藝の品物や暮らしの道具などを扱うお店ではあるのですが、もう圧倒的。
思っていたよりも奥に敷地が広がっていて、店名の名付け親でもある
宮沢賢治さんの自筆原稿が展示された建物があったり、書で埋め尽くされた塀が
あったり、突き当りは川というロケーション。
スタッフもキビキビと動き、この空間がまるごと幻想の世界のようでした。
敷地内にある喫茶室「可否館」で感動の余韻を味わいます。
ここは、出西窯のカップがピッタリでした。(ヤマサキ)
絵・しゅんしゅん